かつては激しい音楽ブログでしたが、現在は音楽ほどほど漫画ほどほどな感じです。年に一度ライブに行ってもいいと約束された主婦。
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    あるキング


    読書とかちょっと久しぶりにしました笑
    なんか読んだこの気持ちを残しておかなきゃ、
    と思った作品です。ちなみに文庫版です。

    以下ネタバレになりますのでご注意。



    序盤は物語をつかむための話なので
    特に感想も何もないのですが、
    物語が動き出した中盤から胸がざわざわするような嫌な予感。
    ひょっとしてこの話は救いがないの?って。
    伊坂作品は詳細が明らかにならないことも多いけど
    割とスカッとする話が多かったので…

    その予感からはもう夢中で最後まで読みました。
    案の定、私の求める救いではなかった…
    ずっしりと重いものが心に残る、そんな感じ。

    過去の作品ではフィクションがかなり非現実的だけど
    あるキングは結構リアルな感じでしたね。
    東卿ジャイアンツはまさに巨人、
    仙醍キングスは…広島っぽい?と思って読んでました。
    楽天のことはよく知らないけどもしかして楽天なのかな。
    でもお金なくて選手の年棒が低いとか
    負けっぱなしとか、やっぱ広島?
    プロテストとかも実際に現場に確認取っての描写だったようで
    おそらくそういうところが随所に現実味を持たせてたのかと。

    王求って名前はちょっとねーよorz と思いました。
    物語に関係があるとはいえ。
    しかも名前つける時にはいじめくらい乗り越えなくては、と
    思っていた父親が、早合点して先輩殺しちゃったのも
    今思えばねーよ、って感じですかね。

    王求のキャラは嫌いじゃない。
    現実にいたら付き合いづらいかもしれないけど
    読者の立場としては好きです。

    あと好きだったのは服部勘太郎。
    これは伊坂らしいキャラクターではっきりしてて好感。
    でも王求のために殺されちゃった…んだよね。
    なんかもうほんと救われない。

    あとユニフォーム姿でこっそり王求を見てたのが
    南雲慎平太だったとは…ってか途中で存在忘れてたし。

    この作品、連載バージョン、ハードカバーバージョン、
    文庫バージョンあるということですが…
    そこまで来たらもう別作品じゃない?笑
    まぁいいけど。

    世間的には賛否両論別れそうな作品だなぁとは思います。
    本屋でやったらと平積みされたり表に出てたりとしてるので
    ここから伊坂に入る人がいたらちょっと…って思ってしまうかも。
    伊坂作品の中でもかなり異色な気がしますので
    読んでみようかな〜という人がいたら他作品をおすすめしますw
    自分が重力ピエロから入ったので、是非そこから。


    追記:
    ちらりとamazonレビュー見てみましたが
    王求の打率とか才能に文句つけちゃだめw
    野球小説じゃないんだからー
    そこがリアルだったら相当こわいと思うよ…
    あのあり得ない設定だから人が殺されるのも耐えられる気がするのです。

    それにしても厳しいお言葉ばかりでびっくりしたw
    読んで「何だこりゃ」なのはもう作者はわかってるみたいだし
    そこがかわいらしいなと思っちゃったけど。
    好きなように書くってのが前提にあったのだから
    こうなったんだなと納得がいくし。
    いいじゃんこういうのがあっても。
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